シナプス療法とは

神経が整うと自然治癒力が高まる

手を動かす、筋肉を動かす、内臓を動かす、全て脳から指令を受けた神経が司っている事は皆さんもご存知かと思います。
「神経が整うと自然治癒力が高まる」これは従来のどの手技療法でも同じアプローチをしているのですが、マッサージをしたり、針を刺したり、レーザー、投薬など、間接的に神経にアプローチする方法しかありませんでした。
シナプス療法は、従来のような関節アプローチではなく、神経に直接アプローチして神経伝達異常を改善するという手技療法になります。

直接アプローチと間接アプローチ?

シナプス療法は、施術を受けてもらうと判るのですが、他の施術とは異なりほとんど刺激がありません。
身体的負担が極度に少ないので、体の弱い人、無理できない人などにも施術をすることが出来ます。
それがシナプス療法を開発しようとしたきっかけでもあるんです。

直接アプローチの重要性

筋肉、骨格に対してアプローチしていた従来の手技療法と、シナプス療法の何が違うのかについてもう少し詳しくお話しします。
実は、筋肉と骨にアプローチした結果、なぜ回復していたかというと、神経に対して、神経周膜という神経の周りの膜が緩んで自然治癒力が上がっていくという現象が起きていたんです。
なので、神経にアプローチするという意味では従来の様々な施術も間接的ではありますが、神経にアプローチしていたわけなんです。

シナプス療法は、最初から、自律神経系に直接アプローチします。
筋肉などにアプローチしないので筋肉痛にもならないですし、骨にもアプローチしないので骨折している方にも施術できるんです。骨折している方は固定が基本なので、圧をかけたりするのはドクターストップがかかりますよね。でも、シナプス療法は触れているだけなので、骨折治療中の方でも施術が可能なんです。

シナプス療法発見のきっかけ

再生医療の技術として神経というのは一度、駄目になってしまうともう元には戻っていかないという特性があるんです。
その中でIPS細胞を使う方法とか、幹細胞を使う方法とかを多くの研究者が試みていましたが、実用化までは時間がかかるな、という思いがありました。
何かいい方法がないかを探している内に、手技によって手で触って治せるという方法にいけたらといいなと考えるようになりました。

試行錯誤。。

様々な形で腕とか身体に触れたり、押したりを試したのですが、マッサージなど今ある手法では神経が回復することはなかったんです。そこで、身体の触り方をいろいろ試し、医療機で神経のレベルを測っていたところ、こういう風に触れたときだけは神経の機能が高まるということを発見することができました。
そこからより効率のいい触り方、身体への触れ方をなんどもなんども試行錯誤して、より効率の良い方法を追い求めたところ、2021年、「シナプス療法」が完成されました。