
どんな症例に役立つか
一般的に直しにくかったもので言いますと、顔面神経麻痺といって、顔の筋肉が固まってしまって笑顔が作れなくる症状、あとは腕が麻痺してしまって動くなくなる、などの痺れ、麻痺といったところが、初めに学会で発表させてもらった大きな特徴になります。
麻痺の治療方法というのは、これをすれば直るというのがなかなかなかったんですが、シナプス療法を使用することで、9割以上の改善傾向が見られたというのが他の治療との大きな違いになります。

今後、どんな可能性があるか
現時点ではまだ少ない症例ですが、出てきているものがあります。半身不随になられた方は、半年以上経過してしまうと、これ以上、治療方法が現時点ではなかなかないのですが、半年、1年経過した方でも、また回復に向かわせることができる。まだ、2〜3件の症例ですが出てきています。
なので、この技術がさらに確立していくと、半身不随、全身不随の方が、もう一度、自分の意志で動くことができる可能性があります。
さらに、自律神経機能を高めることができるということは、認知症の予防にも繋がってきますので、少子高齢化というのは世界的な問題になっています。こちらに対してアプローチすることができる新たな技術として期待されています。
